B2Bは取引先・取引金額によって、価格変動する。
B2Bは取引先・取引金額によって、価格変動する。

新型コロナ渦、おさまる気配すらありませんね。

2020年3月23日(月)10時30分、時点で、日本は何とかオーバーシュートにならないように踏みとどまっている状態です。

こう言った時は、なにも考えて無いふりして、虎視眈々と新型コロナ渦が落ち着いた時に打って出る戦略について、考え尽くした方がよいですね。

経済活動が停滞している分、座学の時間は十分にあるわけですから。

こういう時こそ、ネット経由の発注業務の環境はとても大切なのを実感する今日この頃です。

取引先毎の価格設定

取引先毎の価格設定
取引先毎の価格設定

さて、企業間における対面取引では、取引先毎に、取引量、取引年数、企業信用、等によって、商品の卸価格(下代/販売価格)が変動することは珍しくありません。

というか、相手によって変化させるからこそ商談が存在するのかもしれませんね。

例えば、同じ商品であっても、A取引先には1000円/個、B取引先には950円/個、C取引先には900円/個、で卸すという感じです。

非対面取引(B2B-ECサイトでの受発注)においても、取引先毎に販売価格・卸値の価格設定を変更出来る機能は必須ですね。

取引先ランク設定

取引先ランク設定
取引先ランク設定

では、どうやってECサイトのシステム上で効率よく、取引先毎の価格設定を実現するか?

① 対面における過去の取引履歴・取引量から、事前に「顧客ランク」を設定した上で、卸価格をそれぞれ設定する方法。

② 新規取引開始後、ある一定の取引量を越えた場合に、優遇した価格での卸価格を自動的に適用する方法。

②については、BtoCのEコマースにも、導入されていることがありますよね。

「ランクアップ条件:あと、おいくら購入で」ブロンズ・シルバー・ゴールドへランクアップできます!等々、大手のモールは、「ランクアップ」するとポイント還元率を上げたり特別セールに招待したりと優遇される条件を示し、顧客の購買意欲を煽ることで、「購入継続」「購入金額アップ」の施策を行っていますよね。

一般的にB2Bでは、対面で取引をしていたお客様については①を適用して、ネット上から新規登録のあったお客様には②を適用することが基本となり、その上で、取引量、支払い状況、今後の拡大見込み、等々を考慮して、既存のお客様も新規のお客様も①の顧客のランク設定が適用されていく、こんな流れが一番多いように思います。

取引先毎の掛け率設定

取引先毎の掛け率設定
取引先毎の掛け率設定

このように、B2BのECプラットフォームには、取引先毎に個別で卸価格(販売価格)を設定できる仕組み・機能が搭載されている必要があります。

(ただし、EC上で、どの取引先にも同様の価格で販売する業態の企業様につきましては、その限りではないと思いますが)

もしも、そのような仕組みが無い場合には、アナログな方法にはなりますが個別に管理画面から手動で卸価格を設定することもあります。

また、卸価格を直接設定するのではなく、値引き率や、掛け率といった「率」を個別に設定することで、卸価格の調整を行う事が出来る機能が管理画面にある場合もありますね。

同じ商品であっても、基本の販売価格に対して、A取引先には60%の掛け率、B取引先には55%の掛け率、C取引先には50%の掛け率、という具合です。

ECプラットフォームと一口に言っても、最近は様々な企業が参入してきています。

新規参入してくる企業のほとんどはB2CのECサイト用のカートシステムだとは思いますが、B2B用のECサイトカートシステムを提供している企業もチラホラ出てきています。

B2B-ecのカートシステムを選択する際に、取引先毎の価格変更の機能が備わっているのかいないのか、備わっていない場合はカスタマイズ出来るのか出来ないのかを是非チェックしてみてください。

EC事業を発展していくためのとても大切な要素であることは間違いないです。

B2B-ecは特に死活問題

B2B-ecは特に死活問題
B2B-ecは特に死活問題

機能の確認を十分しないまま「簡単だから」「初期費用が安いから」「月額固定費が安いから」等の理由だけでECプラットフォームを選んでしまうと、後になって

「思っていたことが出来ない」
「そんな機能は無い」
「その機能を実現するにはカスタマイズが必要」

カスタマイズの費用がとても高い」

となり、EC事業から撤退、EC事業放置!(実はこれが意外に多い)…なんてこともあり得ますので、プラットフォームの選択にはくれぐれもご注意ください。

EC事業を始めるにあたり、ECサイトを作れば良いだけでしょ?と思いがちですが、Eコマースとして自社のビジネスのどの部分を動かすのか、その為にはどんな機能が必要になり、どのシステムを選択することがベストなのか、を最初の段階でしっかり吟味するのがBtoBのECサイトを成功させるコツだと言っても過言ではありません。

また、あなたが抱く疑問に対して丁寧にきちんと回答してくれるかどうかも、プラットフォーム会社を選ぶ基準の一つになります。

B2CのECプラットフォームには

「無料でネットショップ開設!」
「自分でつくれる本格的なネットショップ」


といったキャッチコピーが非常に多いです。


しかし、B2BのECプラットフォームでは

「機能充実」
「様々な料金プランをご用意」
「カスタマイズにも対応」


というフレーズが多く、BotCに比べて簡単にオープン出来るイメージは無いと思いませんか?

それは何故でしょう?

その理由は、このB2B-ec.newsを記事を読んでいただいている方ならお分かりですよね。

さて、御社はどんなB2B-ECのカートシステムを選択しますか?

お役に立てれば幸いです。

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